-5- 総集編1(インターミッション)白のサルまん1「私と漫画」これまでの粗筋 銀河の中心に輝く星々。その星の一つに最初の生命が誕生して幾星霜…あるものは繁栄を極め、そして衰退していった。またあるものは地上の支配権を治め、だが気候の変動に為す術もなく滅んだ。幾度も誕生と絶滅は繰り返され、やがて知的生命が登場した。永劫の年月は彼らが宇宙へと乗りだすに十分な文明をもたらした。かくして知的生物の群はオッペケペー星団全域を掌握するに至る。宇宙暗黒軍団2の誕生である。 銀河歴・への1234年。ついに銀河の中心を離れ宇宙暗黒軍団の大長征が始まった。抵抗する星々の努力もむなしく軍団は突き進んだ。跋扈する宇宙暗黒軍団の姿は、かの吟遊詩人3モッケノ=サイワーイをして次のように言わしめた。
煌々と輝く闇は 天を覆う それはさておき、宇宙暗黒軍団はやがて小さな恒星系に出くわすことになった。その恒星系の中に生命体の存在する星があった。青く輝く星…仮に「寺」とでも呼ぼう。今、寺に宇宙暗黒軍団の危機がせまっているのだ! ところが、ここに一つの事件が起きた。それは当初実にたわいもないことのように見えた。ことの起こりはこうだ。第27師団の指揮艦内で夜食がつくられていた。当時夜食は新米4の担当だったのだが、不慣れなため味付けを誤った。我々の理解するところの「非常に塩辛い」固形食が生成された。そして直ちに船内の人々に振る舞われた。この食料を食べたものは皆、口々に罵った。ところがこの食事に激怒した士官の一人が何をとち狂ったのか暴れだし、電送系統の一つを破壊してしまった。その結果第27師団指揮艦から「ワガホウノ5 オテアライ オオイニ ヒロビロ ウラヤマシカロ」という電文が誤って発せられてしまった。この電文を受け取った各部隊はちょっとしたパニックに陥ることになったのだが、 あ〜、そろそろ貴方も見てないで止めてくれませんか?収集つかないじゃん。 あやうくこのまま話を書き続けそうになりましたよ。というわけで、本題に入りましょう。私前回の「花とゆめと私」で勘違いをしていまして、それは何かといいますと「試合」6の件です。これは明らかに記憶間違いをしていましたので、とりあえずネットで調べられて必要な分だけリンクしときます。興味のある方はこちらも見てください。 CarrotHouseRevisionの http://www.aa.alpha-net.ne.jp/leftover/teien/detective.html あとこちらのデータベース。 http://www.hmx-12.net/nac/gcom/ 上記CarrotHouseRevisionの「フェードアウト探偵・内藤卓−松下容子と城みちると円谷憂子−」によりますと、 どうやら天城紫乃(左智)、横井里奈、朱瀬りく、桐谷実紀、江端恭子、松下容子、昼河多美子、小川松風先生の8人のようである 1回戦を勝ち上がった作家全員が現在既に白泉社から消えていて(まだ深く調査していないので、他社にはいるかもしれないという意味合いを持たせた)、現在も花とゆめで活躍している松下、桐谷両先生がいずれも1回戦敗退だったことである。 というわけで、「試合」に出ていた作家が活躍したという話ではありませんでした。お詫びして訂正いたします。 ただデータベースを見たところ、この試合の時期に前後して出てこられた作家が活躍しはじめたあたりと「はなゆめ」の路線転換はやはり同じ時期とみてよいとは思います。そういう意味では大きくずれていたわけではないでしょう。 今回はこの訂正分だけでお終いです。ではまた。 ※粗筋にも注釈(ではないですね、もはや)をつけていたのですが、流れを遮るのでここにまとめました。 つづく 脚註:
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