このモジュールは、あなたがより多く日本語を用いたPerlコードを書けるように便宜を図ってくれます。print $var,"\n"の代わりに出力 $変数,改行とかとか。下のリンク先からファイルを保存し、perlがみつけることのできるパスにAcmeディレクトリを作成し、そこにJaparl.pmを置きます。Perl5.8以上が必要です。
ファイルの先頭でuse Acme::Japarl;します。デフォルトで呼び出すファイルのエンコーディングはEUC-JP、出力はShift_JISになります。use Acme::Japarl 'input' => 'output';とすることで、エンコーディングの設定を指定できます。
Acme::Japarl v0.1
Acme::Japarl - The collaboration of Perl and Japanese
use Acme::Japarl 'euc-jp' => 'shiftjis';
my $ほげ = "これはテストです";
my @配列 = 0..8;
my @ふー;
出力 $ほげ, 改行;
出力 結合('', 逆転( 分割('',$ほげ) ) ), 改行; # すでトステはれこ
反復 { $_++ } @配列; # <=> for(@array){ code }
@ふー = 倶列附 { $_ % 2 } @配列; # <=> grep { condition } @array
出力 @ふー,改行;
@ふー = 地図 { $_, $_ * 2 } @ふー; # <=> map { code } @array
出力 結合(' ',@ふー),改行;
my $条件 = 1;
もし {$条件 == 0} ならば { 出力 "ok\n" }
あるいは {$条件 == 2} ならば { 出力 "elsif1\n" }
あるいは {$条件 == 3} ならば { 出力 "elsif2\n" }
しからずんば { 出力 "else\n" };
出力 木魚();
sub 木魚 {
帰還 'ぽくぽく';
}
Perl5.8以降、Perlはより日本語と親和的になりました! もはや
print join('',reverse(split//,$str)); などと書かなくともよいのです(たぶん)。
このモジュールをコードの先頭で導入しましょう。
すると変数やサブルーチンに日本語が使えるようになります。
ええ? これだけなら、自分でuse encoding...と書けばよいだけですね。
ところがこのモジュールは、非常に実用的ないくつかの関数と、
制御構造を実現する関数とを導入してくれるのです。
今や、日本語に慣れ親しんだ人が、より馴染み深いコードを書けるようになります!
出力 結合('',逆転(分割('',$変数)));
ほーら、わかりやすいでしょ?
次の関数がインポートされます。
次の疑似制御構造が利用できます。
反復 { ..code.. } @array; # <=> for(@array){ code }
もし { condition } なら { code }; # <=> if( condition ){ code }
もし { condition } なら { code1 } しからずんば { code2 };
# if( condition ){ code1 }
# else{ code2 }
もし { cond1 } ならば { code1 }
あるいは { cond2 } ならば { code2 }
しからずんば { code3 };
# if ( cond1 ){ code1 }
# elsif( cond2 ){ code2 }
# else { code3 }
「なら」は「ならば」でも可。 「あるいは」は「それとも」「そうでなければ」でも可。 「しからずんば」は「しからば」でも可。
最後の``;''を忘れずに!
次の定数を導入します。
splitと違い、分割は、第一引数に文字列をとります。
makamaka[at]donzoko.net (http://www.donzoko.net/)
same as Perl's one
Filter::Simple, utf8, encoding